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クリーン・エネルギー・ファイナンス委員会は、2001年2月に当時の東京三菱証券(現三菱UFJ証券)で発足しました。
「なぜ証券会社が」とは、よく聞かれる質問です。
最初は当社の社会貢献策としてその業務を開始しました。委員長を務める波多野は米国生活が長く、その間米国企業の社会貢献に刺激を受け、単なる無償奉仕ではなく、社員が専門知識や技能を生かし、社会的価値の高い事業の立ち上げを支援するような金融を通じた証券会社の社会貢献事業を考えていたこところ、その考えに合致したのが、京都メカニズムであり、CDMやJI事業の実施を考えている途上国事業者への支援の提供だったのです。
京都メカニズムはいわば環境価値を金銭化するプロセスであり、金融機関のノウハウを発揮できる分野は実はとても多いのです。私達が提供するコンサルティング・サービスは、方法論やPDD作成、有効化審査アドバイス、ホスト国承認の取得支援を行い、国連で有効な事業として認められるまでをお手伝いします。事業者及び投資家にとって、環境案件とはいえ、利益(排出権)の生まれる可能性の有無及び利益の規模はビジネス・ディシジョンをする際の最大のポイントです。そのため、事業をCDM/JIとして実施するメリットやリスクについて十分ご説明し、お客様にご検討頂いた上で、コンサルティング・サービスを提供しています。
当社がユニークと言われることの一つに、各スタッフの多様な専門性と国籍が挙げられます。各々の専門は金融のみならず、経済、経営、法律、化学工学、環境工学、環境政策、人類学、国際関係論、地域研究と多様です。また、在京スタッフの出身国をみると、中国、韓国、ブルガリア、オーストラリア、英国があり、契約している海外コンサルタントの拠点としては香港、フィリピン、インドネシア、インド、ブラジル、そしてアルゼンチンとまさにmelting potです。バイリンガルは必須ですが、一人で数ヶ国語を操る人材も少なくありません。また、もう一つユニークなのは、スタッフの半数以上が女性で占められているところです。
この業界に入ったきっかけもそれぞれです。最初から京メカに関わりたいと思っていた人よりは、環境と金融という新しい組み合わせに関心があった者、開発や援助という側面から入った者等々。それぞれが常にアンテナを張り巡らせ、良い人材がいれば声をかけるという形で、設立当初2名だったスタッフが5年で32名となり、CDM/JIに特化した企業で世界でもトップに入っています。
スタッフ全員に共通していることは、チャレンジ精神旺盛という点でしょうか?当社が初めて方法論を申請した時は(AM0004)、承認済方法論もなく、PDDのフォーマットも決まっておらず、全てが手探りで、正月休みを返上して新方法論作成に取り組んだと聞いています。
地球温暖化の軽減という目指す最終ゴールは一緒でも、専門性や興味が多様であるからこそ、CDM・JIに特化したコンサルティング業務から、新方法論作成、政府調査案件の実施、キャパシティ・ビルディングまで、様々な業務に対応することができ、それが第一線を行くコンサル集団の一つとして評価して頂いている所以だと思っています。
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