京都メカニズムの導入は、民間ビジネスに新たな展開をもたらしたといわれています。 例えば、「CDMプロジェクトからクレジット(CER)を生み出して、誰かに買ってもおう・・」といったことは想像しやすい例ですが、現在では、実に多くの種類の民間事業者が関わっており、様々なビジネスが展開されています。 また、創造性に富んだ方々によって新たなビジネス・モデルを生み出そうとする動きも活発になっています。ただし、そのフル・ピクチャー(全体像)が見やすいとは言えない状況にあるのも事実です。
政府による支援措置と共に、民間事業者同士での協働を進めることも、京都メカニズムをビジネスベースで進める重要な手段となっています。ここでは、どのような業種の団体が「京メカビジネス」に携わっているかの紹介をいたします。
京都議定書では、削減対象となる温室効果ガス6種が決められていますが、どの分野でプロジェクトを行うことが出来るかということについては、禁止されていないやり方であれば基本的にどのような分野でも実施することが可能です。 しかし、一般的な対象分野の標準的なリストとしては、運営組織(OE)を認定する際の「セクトラル・スコープ」のリストが参考なります。セクトラル・スコープについては、追加されることもあります。
CDMの場合、温室効果ガス削減プロジェクトを開発しても、そのプロジェクトがそのまますぐさまCDMプロジェクトとして認められるわけではありません。CDMを行う際のベースライン・モニタリング方法論(プロジェクトを行う際の手順・条件・正当化の理由付け)が、あらかじめCDM理事会に認められていなければなりません。
なお、JIについては、COP/MOP1で設立される第6条監督委員会(Advisory Committee of Art.6 of the Kyoto Protocol)で関連の決定が下される予定です。 なお、CDM理事会での議論の進展は「CDM理事会のうごき」で詳しく見ることが出来ます。