| 名称 |
説明 |
| 気候変動に関する政府間パネル |
IPCC,
Intergovernmental Panel on
Climate Change |
| 1988年、世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)をもとに、政府間により設置された機関。気候変動に関する影響を評価する機関で、5年に1度作成される報告書は、国際交渉と協力の科学的基礎となっている。また、温室効果ガスインベントリ作成などにガイダンス(Good
Practice Guidance)を示すなど、特定の事項に関する知見の提供も重要である。科学的知見の向上が重要な基礎となる国際環境交渉において、他の条約システムにも一つもモデルを示す機関となっている。 |
| 技術移転 |
Transfer
of Technology |
| 基準年 |
Base Year |
| 温室効果ガスを削減させる際の比較の基準となる年。気候変動枠組条約では、1990年が基準となっている。ただし、経済移行諸国については、京都議定書のもとで基準年の選択を行うことができるほか、その他の付属書T国も、HCF、PFC、SF6については、1995年を基準年として選択することができる。 |
| 議定書 |
Protocol
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| 一般に、ある条約で定められた義務を、さらに詳細にしたり、内容を厳格化したものを盛り込んで追加的に合意される条約。国連気候変動枠組条約では京都議定書、オゾン層保護に関するウィーン条約では、モントリオール議定書などが採択されている。
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| キャップ |
cap
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| もともとは、「上限」の意味。社会全体で決められた温室効果ガス排出量の中で、個々の事業者等が認められる「排出枠」のこと。
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| キャップ・アンド・トレード |
cap
and trade
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| 社会全体で、温室効果ガスの総排出量を決定しその中での排出枠を決定すると、個々の事業者は割り当てられた枠内で温室効果ガスを排出することになる。通常、総排出量は、基準年のそれよりも少なく設定されるため、そのもとでの排出枠に適合するため、事業者は自ら排出量を減らしたり、排出権を購入し、自社内で削減不可能な量を補ったりする。これのシステムがキャップ・アンド・トレードである。京都議定書の中で付属書T国の間で排出権のやり取りをするのは、一つのキャップ・アンド・トレードである。
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| キャパシティ・ビルディング |
Capacity Buiding
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| 「能力の向上・強化」の意。"capacity
development"といわれることもある。開発・環境分野で広く使われる言葉。国連気候変動枠組条約および京都議定書では、先進国が発展途上国の、キャパシティ・ビルディングに対して協力を行うことが義務付けられている。また、SBSTAやSBIでも主要な議論となっている。CDM・JIを実施する際には、とりわけホスト国の能力が重要となってくるため、各国がこれを行っている。例えば、環境省資金により、IGESは"Integrated
Capacity Strengthening for
CDM" (ICS-CDM)を行っている。
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| 吸収源 |
シンク
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| 大気中の炭素(CO2)を固定化するシステム。CO2を固定化する森林や海洋などがある。CDMに関しては、植林/再植林CDM(A/R
CDM)がCOP9(ミラノ)において、シンクCDMの活用として認められ、今後、方法論を含めた細則が決定される予定である。
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| 共同実施 |
Joint
Implementation
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| 京都メカニズムのうち、付属書T国(先進国)同士で温室効果ガス削減プロジェクトを実施して、その削減分を移転するもの。実際には、エネルギー効率等で改善余地の大きい中東欧諸国、ロシアなどが対象となる。共同実施の結果得られるクレジットは、排出削減単位(ERU)とよばれる。
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| 共同実施活動 |
Activities
Implemented Jointly
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| 共同達成 |
※バブル
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| 京都議定書 |
Kyoto Protocol, KP
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| 国連気候変動枠組条約の目的を達成するため、第3回締約国会議(COP3)で採択された国際条約。付属書T国に対し、温室効果ガスを、1990年比で、第一約束期間(2008〜2012年)に一定数値削減することを義務付けている。この削減目標達成に柔軟性を持たせるため、京都メカニズム(CDM・JI・国際排出量取引)の設置が盛り込まれている。議定書が発効する要件としては、55カ国以上の締約国と、二酸化炭素の排出総量の55%以上を占める付属書Tの国々が批准することが求められている。
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| 京都メカニズム |
Kyoto Mechanisms |
| 京都ターゲット達成手段に柔軟性を持たせるため、議定書の下で定められたメカニズム。クリーン開発メカニズム(CDM)、共同実施(JI)、排出権取引の3つを指す。 |